新規事業担当になったのですが、何をしたら、良いかわかりません。
そんな時は、「仮説思考」を知っておくと良いよ!
どうも、IT企業で新規事業開発をしているMasatoです。
今回は、新規事業に必要な仮説思考の使い方について、解説します。
この記事で学べること
- 仮説思考とは?
- 仮説思考はなぜ新規事業に必要なのか?
- 仮説思考のポイントは?
- 仮説思考の使い方の具体例は?
- 仮説思考を身につけるには?
仮説思考とは?
<仮説思考>とは、限られた時間、限られた情報しかなくても、必ずその時点で結論を持ち、実行に移すということである。
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仮説思考は、多くのビジネスシーンで使える思考法です。
しかし、新規事業の仕事では、仮説思考が特に必要になります。
なぜなら、新規事業は、まだ誰もやったことのない事業においては、立証されていない仮説が多いからです。
したがって、仮説をたて、素早くアクションを起こして検証していく姿勢が求められます。
新規事業を実務でやってきた立場で、仮説思考として、下記3つが必要だと考えています。
仮説思考のポイントは?
ポイントは下の三つです。
- まず結論を出す(SO WHAT)
- 結論を出すに至った理由の仮説を出す。(SO WHY)
- すぐに検証する。
上記について、具体的事例に沿って、下で解説します
仮説思考の具体例は?
あなたは、現在、IT企業の新規事業担当として働いている。
現在、あなたは、「ユーザの利用率の低下」に悩んでいた。
まずユーザの1日の平均利用時間と属性を分析をすることとした。
その結果、下記のことがわかった。
- 利用者のメインは、20代前半の男女
- 各平均利用時間は、
- 男0.5時間、女性1.5時間
- 男女構成比は、
- 男7:女3
ここまでは、現状の分析であり、解説です。
ここで、「So what(だから、何?)」
と問い、結論の仮説を出すのです。
結論の仮説:「今後、20代前半の女性を中心に、ユーザを集めることができれば、利用率が上がる」
その後、「So why(それはなぜ?)」と問います。
理由の仮説:なぜなら、「20代女性は、現状のユーザ数が少なく、かつ平均利用時間が長い」
仮説思考を身につける具体的な方法
1、普段の生活から「仮説思考」を意識する
普段の生活から、仮説思考を意識して見てください。
特に、「So what(だから何?)」「So why(それはなぜ?)」を意識してみてください。
まずは、目の前の事象を正確に捉えることを意識して考えてみてください。
2、友達を誘い、友達同士の新しいイベントを企画する
何か新しいことを始める際には、意思決定はつきものです。
例えば、旅行をするとします。
この際に
必ず、自分の意見を持ち、発言してください。
意見を考えるポイントとしては、
「So Why(それは、なぜ?)」を必ず意識してください。
例えば、旅行先を決めるにしても、多くの論点があるからです。
- 旅行先(みんながしたいことは?)
- 予算(みんなの財布事情は?)
- 移動方法(みんなから行きやすいところは?)
- 日付(みんなの都合は?)
などなど、多くの考慮すべき論点があります。
上記のような論点を挙げ、仮説を持って、企画を提案することで、仮説思考のトレーニングになります。
3、本を読む
仮説思考について、書かれた本を読むことは、非常に重要です。
その際に、下記の本が非常におすすめです!!
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本記事のみでは、解説できていない、より具体的な事例を持って、学ぶことができるので、おすすめです!
まとめ
今回は、仮説思考について、解説しました。
新規事業開発において、仮説思考として重要なことは、
- まず結論を出す(SO WHAT)
- 結論を出すに至った理由の仮説を出す。
- (SO WHY)すぐに検証する。
です!普段の生活、仕事で、ぜひ意識してみてください!